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2025.03.31

「京都議定書」が採択されたCOP3を 題材にした舞台作品『KYOTO』のロンドンにおける追加公演が決定!!

昨年6月、英国の著名劇団Good Chance Theaterが、1997年に京都で開催されたCOP3(国連気候変動枠組条約第3回締結国会議)において、会期終了間際で「京都議定書」が合意形成されるまでの、各国代表団の数々の困難や挫折から、最終的に採択に至ったプロセスを大胆かつ忠実に描いた舞台作品『KYOTO』を発表し、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが所有するスワン・シアター(英・ストラトフォード)にて公演されました。

 

本作品『Kyoto』は、ニューヨークのトニー賞やフランスのモリエール賞と並び、世界で最も名誉ある舞台芸術賞の一つと評されるオリヴィエ賞において、最優秀新作賞と最優秀助演男優賞にノミネートされるなど、高い評価を受けており、本年1月より舞台芸術の本場ロンドンで再公演されているところです。

 

「京都議定書」が採択されてから約30年の時を経て、COP3を題材にした舞台作品がイギリスで発表されたことは、COP3が京都で開催されたことの歴史的意義の再発見とともに、新たなレガシーとして、京都の都市格の向上に寄与するものと思われます。。
当財団では、本作品の企画段階から英国サイドの制作者からの依頼を受け、当時のCOP3の会議状況を知る関係者への取材調整を行うなど、支援を行ってまいりました。

 

引き続き、当財団では、行政や関係諸団体と連携し、京都への国際会議の誘致推進・開催支援に加え、過去に開催された会議がもたらした効果やレガシー創出の支援にも取り組み、京都経済の発展や市民生活の向上、文化交流の促進に寄与する活動を推進してまいります。

 

【舞台作品概要】
タイトル:KYOTO
公演期間:初演2024年6月18日~7月13日 @スワン・シアター(英国・ストラトフォード)
再演2025年1月9日~5月3日 @ソーホープレイス(英国・ロンドン)
制 作:Good Chance Theater
(共 催)Royal Shakespeare Company

【COP3概要】
名 称:国連気候変動枠組条約第3回締結国会議
日 時:1997年12月1日から11日
会 場:国立京都国際会館
参加者:約9,800人
●京都議定書(Kyoto Protocol)とは
・地球温暖化を防止するために、COP3で採択された国際的な枠組みを定めた国際条約
●COP3の主要な成果とは
・先進国全体に対し、温室効果ガスを2008年から2012年の間に、1990年比で約5%削減することを要求。EUは8%、米国は7%※、日本は6%の削減を約束。
※ 2001年に米国は京都議定書から離脱する。
●COP3の意義とは
・地球温暖化対策における初めての法的拘束力を持つ合意がなされた。
・気候変動対策を国際的に推進する枠組みの基礎が築かれた。
・後の「パリ協定」や「IPCC(気候変動に関する政府間パネル)」の活動に繋がる、重要な転機となった。

 

【資料】「京都議定書」が採択されたCOP3を 題材にした舞台作品『KYOTO』のロンドンにおける追加公演が決定!!

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