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2016.06.17
(公財)京都文化交流コンベンションビューローでは,2015年1年間の京都における国際会議の開催実績を,日本政府観光局(JNTO)基準※にて集計し,まとめましたのでお知らせします。
○2015年の京都での国際会議開催件数は,昨年に引き続き京都市域・府域ともに過去最高を記録しました。
京都市域では開催件数が過去最高の213件を記録し,総参加者数は2014年に初めて12万人台を突破いたしましたが,更に3万人以上増加し,合計で16万人を越えました。
○また,京都府域においても過去最高の開催件数となり,総参加者数も約1万人と2014年の約3倍を記録しました。
○より国際会議統計基準の厳しい国際機関(ICCA)の統計においても,我が国での順位は東京に次ぐ第2位を堅持しています。昨年は,世界博物館大会(2019年開催)をはじめとした大型国際会議の誘致に相次いで成功し,日本を代表する国際会議観光都市としての存在を示しているところです。
○2013年に観光庁より,京都が「グローバルMICE戦略都市」に選定されて以降,様々なコンサルティングを受け,助成金制度の大幅拡充,大学との連携,そして誘致スタッフの増員等体制面を含め,着実にMICE誘致の強化に努めてきた成果が表れてきたと考えております。
○国際・国内都市間競争が激化している昨今,昨年以上に他都市との差別化が重要となっております。ユニークベニューの更なる活用,他業界・他都市との連携も行いながら,2014年10月に策定された「京都市MICE戦略2020」に基づき,観光庁・日本政府観光局(JNTO)・京都府・京都市・京都商工会議所・国立京都国際会館等の関係機関との連携を緊密にし,引き続き国際会議の誘致への取り組みを積極的に進めて参ります。
詳細は,下記広報資料,及び統計冊子データを参照ください。
【広報資料】「2015年 京都で開催の国際会議統計」発表について