美しい桜のシーズンが終わると、京都には暑い夏がやってきます。

古くから京都の山には澄んだ冷たい水が流れており、5月から9月の間、料亭やお茶屋は川のそばに「川床」と呼ばれる野外座敷を出す風習があります。
京都の美しい景色に囲まれながら天然のクーラーのように涼しい川風を受け、美味しい料理を堪能できるのは川床の魅力です。場所によっては、座敷の高さが水面からわずかなものもあり、川のせせらぎを聞きながら暑い夏が心地よく感じられるでしょう。
その清々しい気分でユネスコ無形文化遺産「和食」をはじめ、様々なグルメを召し上がることができます。京都市内の鴨川には約90ヶ所の川床があり、山も間近に見られます。
京都ならではの場所を国際会議のＶＩＰの宴会やインセンティブに利用してみてはいかがでしょうか？京都の夏には素晴らしい祭も欠かせません。7月には祇園祭、8月には京の七夕と五山の送り火が行われます。